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アメリカントラッド

■トラッドスタイル

アメリカントラッドのブランドとして有名なのが、ブルックスブラザーズラルフローレンです。ラルフローレンが活躍しだしたのは、60年代末からですが、ブルックスブラザーズは、19世紀に誕生しています。(ブルックスブラザーズは自社ではトラッドとは言わず、クラッシックと言います)

アメリカントラッドは60年代のアイビーファッションがブームとなり、有名ですが、主にはアメリカの伝統的なスタイルを指します。

■戦後

アメメリカントラッドはイギリスの伝統的なスタイルの影響を強く受けています。多くは二度の大戦での従軍兵士、アメリカの発展による欧州への旅行者の増加で、イギリスのスタイルを目にしたアメリカ人が影響を受け、アメリカで形成されました。

アメリカでこのようなスタイルを古いイギリスのイメージとしての価値を打ち出し、高貴なイメージを作り上げました。

安定したライフスタイルを表現する、流行に左右されることがないスタイルで保守的なもので、ノストラジックなものでした。

ブルックスブラザーズはアイビーリーグの学生、所得層では比較的高めの層をターゲットにして、普及し60年代にはトラディッショナルスタイルと呼ばれました。

■60年代のアメリカントラッド(アメトラ)

60年代のトラッドスタイルの特徴は肩パッドをいれないナチュラルショルダー、シュルエッとは寸胴型のゆったりしたジャケットに細身のパンツ、シャツは襟をボタンで留めるものが特徴です。

■2007年アメトラブームの兆し

50年代、60年代の映画に影響を受け、2000年代に入ってアメトラを打ち出したのがトムブラウンです。メンズファッションはディオールオムを始として、クラシカルな方向に向かっていますが、その中でアメトラが注目を集め始めました。

ブルックス ブラザーズはトムブラウンとコラボレーションで、「ブラック フリース」を立上ました。これはブルックス ブラザーズが初めて外部デザイナーを起用した記念すべき出来事です。