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コルセットからの解放、女性ファッションの変化

コルセット

20世紀初頭、ファッションは大きな転換期を迎えます。コルセットからの解放です。20世紀初頭までのファッションはコルセットを使用し、ウエストから上半身を極度に細く絞り、下半身は針金を輪状にして重ねたクリノリンという骨組みを使用して、スカートを大きく膨らませるスタイルをとっていました。

オートクチュールが始まった際、ファッション業界のシステムは大きく変わりましたが、このようなスタイル、シルエットの主流は変わりませんでした。

コルセットからの解放

シルエットを支配していたコルセットを外すファッションを提案したのが、ポール・ポワレです。ポワレはウエストの位置を上げ、緩やかなシルエットを打ち出しました。高いウエストの位置から、布をドレープさせ、布の曲線の美しさを表現しました。

ほぼ同時期、ポワレの他にも、マドレーヌ・ヴィオネといった女性デザイナーもコルセットを外すデザインを提案しました。

このようなコルセットを外す動きの背景には、時代の変化、活動範囲が広がったこと、スポーツなどレジャーのようなものが普及し始めたことがあると言われています。

ポアレなどのコルセットを外すスタイルが、すぐに普及したわけではありませんでした。ポワレの服が注目を集めたのは当時の有名女優がポワレの服を気に入って、積極的に身に着けるようになったことがきっかけと言われています。

※コルセットの代わりとして、体型をきれいに見せるものとしてブラジャーが登場してくるのもこの時期です。

※ポワレがコルセットのないドレスを提案し始めたころ、彼はシャルル・フレデリック・ウォルトのメゾンで働いていました。しかし、メゾンからはポワレのスタイルは美しくないと判断され、メゾンから追い出されてしまいます。その後、ポアレは自身のやり方を貫くために独立。ウォルトのメゾンは時代からとり残され、徐々に衰退する結果となります。

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