70年代をきっかけとして「多様化」、バリエーションの時代に突入したファッション業界、過去のようなほとんど同じ方角をむいたファッションは姿を消したといっていいでしょう。極端に言ってしまえばそれは従来型の「トレンド」の消失です。そして徐々にスタイルの時代へとシフトしていきます。
80年代、ミニスカートの復活、パンツスタイルの多様化、ボディコン(ボディーコンシャス)、レイヤード(重ね着)などが提案されますが、意味合いとしてはデザイナーにより各年のコレクションによって大きく内容が変わり、パーソナルな色が強くなっています。広義で共通している点はデザインが機能的、実用的なものであることを基礎に置いてある点です。
70年代から80年代にかけてミラノニューヨークのファッションが成長します。ミラノではジョルジオ・アルマーニ、ジャンフランコフェレ、ヴェルサーチなどが活躍し、有用性と装飾性を兼ね備えたファッションで確固たる地を確立します。アルマーニはレディースウェアの柔らかさをメンズウェアに取り入れ、また逆に、メンズウェアの機能性をレディースウェアにも応用させて、支持を集めます。ニューヨークではラルフ・ローレン、カルバン・クライン、ダナ・キャランなどがスタイルを打ち出したファッションで活躍します。
日本では、経済成長後のバブルの中で、ポストモダンを背景にしたDCブランドが活躍、デザイナーによるスタイルの発信が話題となります。
ゴルチエ、カール・ラガーフェルド、川久保玲(コム・デ・ギャルソン、ヨウジ・ヤマモト、アズディン・アライア、イッセイ・ミヤケ、クロードモンタナ、ジョルジオ・アルマーニ、ジャンフランコフェレ、ヴェルサーチ、ティエリ・ミュグレー、カステルバジャック、モスキーノ、ディーゼル、ダナ・キャラン、カルバン・クラインなどが活躍します。
・85年10月、「第一回オスカー・デ・ラ・モーダ賞(1986S/S)」(1500人のジャーナリストから選ばれる賞)の最優秀コレクション賞にアズディン・アライアが選ばれる。
・コムデギャルソンとヨウジヤマモトの衝撃(アンチクチュール派の台頭)〜東からの衝撃、カラス族
・ニュークラシック(クチュール派への移行)
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